太陽光発電の不安定さをも考える

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太陽の光
国際結婚して海外在住、30代後半の女性です。私は関東地方は太平洋岸の小さな町で生まれ育ち、比較的日照率の高い生活が基本の感覚になっています。

冬場でもからりと晴れて乾燥が強い日が多いので、山陰地方や北陸の「どんよりとした冬」というのが、体験してみるまでなかなかわかりませんでした。

また、私はごく自然と実家の氏子文化に染まっていましたので、「太陽=女神さま」という力強いイメージをも持っていました。

ですから、そんな恒久的な力強い存在を、発電に利用するというのはかなり「強力なんだろうな」と感じていたのです。

しかし、20代で欧州へ大学留学をした際に、それがごく限られた環境であったことを理解するのです。私が数年暮らした国は、小雨・晴れ間・また小雨、とめまぐるしく天気の変わることで有名な国でした。

「一日のうちに四季がある」と言われるくらいに天候が不安定で、晴れた日が1週間も続けば新聞の一面に取り上げられるような所です。それだけ太陽光が不安定で、あまりあてにならないということでした。

元々の資源に乏しいことから、この国は早くから再生可能エネルギーの利用に力を入れており、現在主力となっているのは風力発電および潮力発電です。

太陽光発電のためのパネルもみかけることはありましたが、ごくまれでした。

嫁いで暮らしている現在の在住国は、その国からさほど離れているわけではないのですが、一定の日照量が見込まれているために太陽光発電はかなり浸透しています。

農村部・都市部を問わず、大小さまざまの発電パネルを日常的に見かけます。

このふたつの国の比較経験から、私にとっては太陽光発電は(昔イメージしていたように)完璧なものではない、という概念が生まれました。

電力と言うものがそもそも、長期ストックをすることができないものですから、生産状況の安定性が重要であることくらいは、素人の私でも理解できます。

そうすると、やはり太陽光含め再生可能エネルギーによる発電形態は、地域の特性に応じてある程度の複合性を持たなければいけないのだ、と感じます。

単一資源に頼り切っている状態が危険なのは言う間でもありませんが、それぞれの特性やデメリットをよく理解した上で、複数の発電源をうまく使い分けて行くのが無難だと思われます。

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