身近な金融問題=多重債務
〜サラ金・自己破産・倒産などの現状と対策〜


                                                      2007年2月6日
                                                 弁護士  谷脇和仁氏
項   目 内   容
谷脇氏紹介
はじめに
1 多重債務とは?
銀行・信金→大手サラ金→中小サラ金→日掛け→ヤミ金
クレジット
連帯保証 名義貸し
2 社会問題としての多重債務問題
@破産の激増
 高知の場合  年間2000人超が数年続いている           20年間で20倍
           人口比全国第1位 なぜか?
A経済的理由での自殺の激増
   この10年間で約7倍
Bあくどい取立て行為による被害
   「腎臓を売れ」高知版
C「クレサラ被害者」というとらえ方について
3 多重債務の背景
  高金利〜「グレーゾーン」というマジック

@利息制限法で、賃金業者がとっていい利息は
  ・10万円未満 年20%
  ・10万円以上100万円未満 年18%
  ・100万円以上 年15%
A出資法で処罰されるのは、
  ・普通の賃金業者は29.2%
  ・日賦資金業者は54.75%
    ※預金金利
      例えば銀行の定期預金の場合 年0.04%
B昨年末の改正法をめぐる攻防
  「ヤミ金が跋扈するから高金利やむなし?」
4 クレジット社会の落とし穴
@クレジットの仕組み 〜お金がなくとも商品が手に入るシ
  ステム
A貯めてから買うか?買ってから払うか?果てしない欲望
  の連鎖
Bクレジットカード 本来は信用札 実際は=借金礼
C名義貸しの恐怖
  ・高知県内のある宝石販売店・呉服販売店の場
5 多重債務からの救済手段
@任意整理
A特定調整
B自己破産
C個人再生
D夜逃げ 開き直り
    それぞれの仕組みと、長所・短所
6 近未来通信・ベルル共済会そしてリッチランドの被害から考える

7 格差社会との関係で考える
@規制温和の行き着く先 〜富めるものはますます富み、
  貧しいものはますます貧しく
  働いても働いても生活頬水準以下の収入しかない(ワー
  キングプア)
A他方企業によって商品は大量に生産され売らなければ  ならない
B商品を買う力のない消費者に商品を買わせる仕組み→
  サラ金・クレジット
      ↓
   打ち破る方向性
     ・まともに働いたら、まともに暮らせる賃金を
     ・稼ぎの範囲で暮らす
     ・社会保障の充実
おわりに
質疑応答

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